ピロリ菌と日本人

私たち日本人と、深い関係にあるのがヘリコバクターピロリ。この菌を胃の中で知らず知らずのうちにペットにしているのが日本には6千万人いると言われています。大体1億2千万人が日本の人口ですから、半分はこの菌がいるという事です。
胃や消化器官に棲みついて穴をあける犯人で潰瘍を作ります。がんの原因になる菌なので、医療機関で薬を飲んで除去することが多いのです。

 

この菌の嫌なところは、好む体質が違うという事です。非常に強い菌なので、本当に強い胃酸にも負けないのです。そのくせ、気にいらない環境では絶対に増えない。海外に熱心な研究者がいるのですが、彼はピロリ菌を自分で飲んでペットにして研究しようとしました。
でもお気に召さなかったご様子で消滅したそうです。逆に本当に気に入った人にはずっととりつくのです。

 

私が大学受験のために通った塾には、若くして取りつかれた人がいました。潰瘍の痛みや吐き気でふらふらです。そんな彼に面倒見がいい塾講師はヨーグルトや乳酸菌飲料を口に運ぶように勧めていました。乳酸菌は胃酸に弱いことも有るのですが、物によっては強いことも有ります。その乳酸菌がピロリ菌をおいはらって守ってくれます。
胃以外の場所なら弱い菌でも生きていられますのである程度は有効だと言われています。中でもラブレ菌は比較的強い菌ですので、ピロリ菌抑制の期待がかかっています。後はカゼイシロタ株も強いのです。複数の乳酸菌をとりたい時には数種類の菌が入ったサプリメントをご利用になるとよいでしょう。

 

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